豪奢な棺の前で泣いている不幸な君が泣いている

不幸な君の涙を拭くために僕は君の手を取り屋敷に戻る

沙戯斗「また二人になってしまったね。」

蛍香「私が愛した人は死んでしまうのね…」

沙戯斗「いいよ。また僕が慰めてあげるよ。」

彼女を部屋に戻し僕は自分の部屋に戻ろうとする。

その時また彼女が泣いている事に気付く。

僕は彼女の部屋に戻り彼女の頬に流れてきた涙を指で拭いた。

沙戯斗「忘れたいの?」

僕はそっと耳元に囁く

彼女は僕の体に抱きつき小さな声で「ありがとう…」と呟いた。

彼女の体が小刻みに震えている。

そんな彼女を僕はベットに押し倒した。

また僕は彼女の耳元で囁いた。

沙戯斗「僕をもっと求めてよ…」

そう言うと彼女は目を瞑った。

僕は彼女の唇に唇を合わせた。

僕はそのまま欲望の愛に溺れていった…

そうして僕は禁断の果実に手を出してしまった。