次の日の昼休み



怜夜様に言われた通りアランと生徒会室に行こうとしてた、のだけれども



「アランさん、先生が呼んでいました。職員室に来るようにとの事です。」



見たことない……多分2年生の先輩がアランに伝言を伝えに来た。



「そうですか」



「それじゃあ。」



帰り際、何故か私の方を見てクスっと笑った先輩。


一体なんなんだろうか。



「お嬢様すいません。少し教室で待ってもらっても良いですか?」



「えぇ。かまいません。」



「絶対教室から出ないで下さいね。いいですか?」



「わかりました。全く、心配しすぎです。」



私に何度も確認をしてから渋々教室を出て行ったアラン。