次の日の昼休み、私とアランはいつも通り生徒会室に向かう。 「失礼します」 「………」 「いらっしゃい、姫奈。アラン。」 「姫奈ちゃん、アランやっほー」 「姫奈ちゃんとアラン来たー!」 「待ってた。姫奈」 皆さんに向かいられて、いつもの定位置に座る。 生徒会室のソファはテーブルを挟んで向かい合わせに置いてあって、片方には怜夜様。 向かい側にお兄様と希沙様と海季先輩が座っている。 私とアランは怜夜様の隣に座る。