今はお昼休み。

日向とご飯をたべている。

なんか悪い予感しかせん笑

「あっ!野津さぁーーん!」

「ゲッ」

「なにゲッって。ひどくない?俺のこと覚えてる?」

「吉田 拓海。」

そう。この人は吉田拓海[ヨシダ タクミ]
隣の席の人。すんごい元気のいい子だから一緒にいて疲れる。

本人には悪いけど。

「おぉー!!!!覚えててくれたんだね。」

「クラスメイトだしね。」

「ありがとう!」

「意味わかんない。笑」

「……野津さんがわ、笑った」

「えっ何?私って笑ったらダメなの?」

「いやっ。違うから!あんまり米村さんとか女子以外の人の前では笑わないから。」

「あーそっか。」

「いやぁーそれにしても可愛いな。」

「は?」

「野津さんの笑った顔。」

「可愛くないし。」

「可愛いから!」

「お世辞でもありがとうございます。」

「お世辞じゃないのに。」

「可愛いと思うよ?梨花」

「んーそーかな。そーは思わないね。」

「えっなに?無自覚?」

「うん。ひどいよね。」

「うん。」

「私、無自覚じゃないよ!ブスなことは十分承知しております!」

「……」

「えっっ私変なこと言った?」

「からの天然??」

「うん」