ケータイ小説 野いちご

双姫 Ⅲ

Start☆*。
怪しい



『晩ご飯なら作ったよ。』


「シチュー♪シチュー♪♪」


「え!?また作ってくれたの!!??
今日こそは好きな物を作ろうと思ったのに…。」


ガクリと肩を落とすお母さん。


「朱羽と蒼月が好きなハンバーグ、
天空が好きなオムライス、
類が好きなハヤシライスの予定だったのに…。」


いやいや、逆に作り過ぎだから(笑)


パチン!


急に電気が点いた。


「母さん!仲直り出来て良かったね!!」


ニコニコと笑う天空はどこか恐ろしい。


「お、お母さん…。
明日のお仕事やっぱり断った方がぁ……。」


蒼月がそう言った理由が分かった。



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