棗side

「おい。浚。」

浚「はい。ですが、空さんたちに守られていますね。なので出てきません。」

やっぱり……か。浚の腕だとだいたいのやつの情報はでてくるんだかな……。出てこないよな……。

要「それにしても、棗気づいてる?」

「あぁ。アイツ……何か抱えてるよな。俺たちが思ってること以上の事を……。」

連夜「それに、和馬のこと嫌いオーラ出てたし。」

確かに……和馬は女好き……。それになんか関連してるのか……?

和馬「えぇー!俺嫌われてるのか?」

連夜「今更かよ!まぁ、でもあいつなら、俺は信じられる日がきっと来るな。」


連夜が……一目あっただけで、変わるだと……?

あり得ない。それにしても、心愛……お前は何を抱えているんだ?

要「みーちゃんの、家聞くの忘れてたよ‼どーしよーー‼」

浚「はっき……いや無理ですね……。」


確かに……登校中に狙われでもしたら……。

「空さんといつも登校してるな。」

要「なら、安心だねー!」

人任せにするのも……あれだが……任せよう。


~次の日~


心愛「あー、お兄さん。ごめんね?格好いいんだけど、今は遊べないの~。フフフッ」

男「何でだ?良いじゃんか……」

心愛「これ以上退学になったらヤバイんだよね~?殺っちゃうからさ黒笑」