心愛side


まぁ、いたのは気づいてたけど?様子伺ってたよね~?変なこと考えていたから、スルーしたけど。
≪え?何で、分かったの?≫

んー?顔に書いてあったというか、私が発する言葉で一々気配が変わってた。

≪へぇー。凄いね。≫

でしょー?それより、こいつなに考えてたの?

≪んー?いつかわかるんじゃない?≫

そっか!じゃー、私、こいつとも話さないといけないから!

≪了解。≫


要「どーしてここにいたの~?」

「帰る途中に、屋上ってどんなところかな~?って気になったから~。そしたら、口説かれた。」

こいつの族は良い族だな~。
仲間を見捨ててないし……。

異族派ではない……。

「いや、別に。下っぱが悪かったってだけだ。よく注意しておく。」


「そっ。宜しく。私、帰るから……。ばぁーい。」

姫なんかにされてたまるか!私は……

世界No.1 舞蘭総長の、舞蝶なんだから!
舞雷龍での通り名は……舞姫

どちらも……舞がついてる……。
何でかな?


棗「おい!待てよ!」

「何?」

ひつこいな……。私は、ひつこい人嫌いなんだよね~。

ガチャ

わーお。全員集合だぁ~

浚「何ですか?いたんですね!よかったです。」

連夜「っち。早く言えよ。」

和馬「疲れたわ。」

私の方が疲れてるの!寝たいの!家に帰りたいの!昨日……寝てないからな……。

しかも、玲だっけ?早く言えよ。って何だよ!


棗「お前……俺らの姫になれ。」

「……。えぇー。嫌だなぁ。」

水龍「「は?」」

「めんどくさいから。私ね、ひつこい人とめんどくさい人、事、女遊びが激しい人、大っ嫌いなの!だから、あんまり、族に関わりたくないの。ごめんね。」

奈由……貴女がいないとこういうときどうすれば良いか分からないよ………………。

あなたは、私にとっては、憧れで、優しく、心強い、大切な友達だったのに……。

だから、あなたは……………………。