遥との買い物を終え、我が家に戻る。


そして、なぜか今目の前には不機嫌で仏頂面の新がいる。


「あ、あのーお兄さん?なんでここにいらっしゃるのでしょう?」

「別にいーじゃん、それより腹減った。飯、作ろ。」

「あ、冷凍ご飯あるからチャーハンにしよ、残ってる野菜も使い切っちゃいたいし.....ってそーじゃなくて!新の家は隣でしょ?ハウス!」

「おー、チャーハンいいね。ちゃんと自炊してんだ。偉い偉い。」


偉い偉いって頭よしよししたら何でも言うこと聞くと思うなよ!


.....今日は特別だからな!!

と心の中で悪態をつきながら
結局新と私の2人分の夕食を用意する。