…ここは、深夜のオフィス。

「あの、大神課長…。私、ずっと前から貴方のことが…」
「赤野…何を言ってるんだ…」

「私、課長にあの日、キスされたあの時から…身体が疼いてっ…ガマンできないんですっ」
「赤野…」

 堪らず彼女をデスクの上に押し倒す。散らばった書類の上にあられもない彼女の姿は、いかにも不似合いだ。

「ダメっ、課長。ここはオフィス、見回りの人が来ちゃう!」
「安心しろ、わが社は100%、セCム管理となっている。オマエも事務職ならば覚えて置くといい」

 首筋にキスを落とす。

「やぁっ…だ、だめっ」
「何故?」

 耳許に甘く囁く。赤野の身体が、ピクンと跳ねる。

「わ、私。課長とこんなことになるなんて思わなかったから…下着が…」
「ふっ…。俺は赤野がグNゼの上下だろうがトリNプだろうが構わない」

…何故なら、俺もまた君を愛しているのだから!

 のたまいつつ、彼女のブラウスのボタンを外してゆく…。


「!、まさかお前…ノーブラとは!」
「忘れちゃって…」

 てへっ、と舌を覗かせる。

「…ノーブラで出社とは…。なんてヤラシイ娘なんだ!」
「イヤーっ、課長に知られちゃった…」

 いたたまれずに彼女は両手で顔を覆った。

 俺は、唇を一嘗めすると、オーダーメイド・ブランドのスーツを脱ぎ捨てる。

「そんな娘には…エッチなお仕置きが必要だな」

 眼を細めて、彼女を見下ろす。

「や…、課長ぉ」

 俺は、彼女のピンと固く尖った先端を指で挟み、刺激する。掌にピタリと収まる乳房は、吸い付くように内で揺れている。

「はあん…、気持ちいい…」

 熱っぽく、ピンクに染まった身体に口付けながら、女性誌の「これでバッチリ!7日間着回し」特集などに掲載されていそうなミニのフレアースカートの中に手を入れて…ん?。

 何か…奇妙なモノが生えて…。

「な…、まさかそんな…赤野、お前…」

 そんな、バカな。

「男、だったのか~~!!」