胸が痛い、倒れた。

さゆりSide
静かな空間にピろピろピろと電話の音が鳴り響く。お父さんからだ。
『お父さんどしたの?』
『かなが倒れた!』
『えっ!嘘だ。』
『ほんとだよ!○○○病院だ!はやくこい!』
『わかった!今、行く』
携帯をきった。
病院につくと、なおもいた。なんでいるのか聞こうとした、すると
『どなたか、A型の方いませんでしょうか?』
って、看護師?みたいな人が出てきた。でも、うちの家族全員O型。そしたら、なおが、
『俺、A型だけど俺でよかったら』







かなは、目を覚ました。