「というわけなのよ」
ケイちゃんに一通り説明し終えたあたしは、目の前のストロベリーフラッペに手を伸ばした。
フラッペって、ようするにカキ氷なんだけど。
いちご味のシロップと練乳がかかってて、その上にはフルーツがトッピングされてる。
マシェリの夏限定スイーツ。
最近のあたしのお気に入り。
「ということは、キスしてきたのはミサコ先輩ってこと?」
ケイちゃんは目をまん丸にしてこちらを見てる。
驚くのも無理はない。
ミサコ先輩は正真正銘、女性なんだから。
「いくらなんでもそれはありえないよね?」
すでに器の中で半分ぐらい溶けかけていたストロベリーフラッペをあわてて頬張った。
キーンって頭に響いて、顔をしかめる。
「じゃ、誰なのよ?」
「だからそれがわかんないんだってば!」
「うーん」
しばらく考え込んでいたケイちゃんがふいに窓の外を見てポツリとつぶやいた。
「ありえなくも……ないんじゃない?」
「え?」
ケイちゃんに一通り説明し終えたあたしは、目の前のストロベリーフラッペに手を伸ばした。
フラッペって、ようするにカキ氷なんだけど。
いちご味のシロップと練乳がかかってて、その上にはフルーツがトッピングされてる。
マシェリの夏限定スイーツ。
最近のあたしのお気に入り。
「ということは、キスしてきたのはミサコ先輩ってこと?」
ケイちゃんは目をまん丸にしてこちらを見てる。
驚くのも無理はない。
ミサコ先輩は正真正銘、女性なんだから。
「いくらなんでもそれはありえないよね?」
すでに器の中で半分ぐらい溶けかけていたストロベリーフラッペをあわてて頬張った。
キーンって頭に響いて、顔をしかめる。
「じゃ、誰なのよ?」
「だからそれがわかんないんだってば!」
「うーん」
しばらく考え込んでいたケイちゃんがふいに窓の外を見てポツリとつぶやいた。
「ありえなくも……ないんじゃない?」
「え?」