ケータイ小説 野いちご

好きっぽい★

容疑者その①:カジ君

ドキドキしてる……。

もう頭痛どころの騒ぎじゃない。


心臓バクバク、呼吸困難……あたしの体、どうにかなっちゃいそう。


唇にそっと触れてみる。

まだ残っているやわらかな感触。

今、絶対キスされたよね……。


「うう~……」


頭を抱えた。

冷静になって考えてみよう。

あたしがここにいるのを知ってるのは誰?


――カジ君だ。


「ええええええ」


まさか、まさか……。



カジ君が?


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