どすんっ

「うぐぇっ」

一瞬、落下するとき特有の
浮遊感が体を包み、

見事に頭から着地。


休む暇なく、イークが私の
肩のあたりへ落ちてきた。



首が、首がぁぁぁぁ!!!!



変な方向に曲がってないかな?

大丈夫?折れてない?私の首。


あ、さっきのカエルのような
悲鳴は自分です、ハイ。



・・・悪かったね、
女らしくない悲鳴で。



それにしても、
なんか生暖かい。

それに、なんか液体が
顔についている。

なにこれ。



下には、なんかゴツイ
おじさまがいらっしゃる。

「あ、すいません」

ゴツイおじさま「・・・」


返事がない。
ただの屍のようだ。






・・・しかばねぇえぇぇ!?