ーガチャッ

「あ、愛華ちゃん!」

「昨日ぶりだね!」

倉庫の中に入ると下っ端君達が笑顔で話しかけてきてくれた。

『うん!蓮司達、上にいる?』

スマホで文字を打ち、下っ端君達の一番前にいた、流喜(るき)に見せた。

「うん。いるよー!」

少し顔が強張ったのは気にしないで、私は二階の幹部室へ向かった。