松永に連れられてとりあえず、ホームの端へ。 「ひっく。うっ。」 いつまでも泣いてたら迷惑かける。 泣き止め!って思っても涙が引くわけもなく…。 私は1時間泣き続けた。 「落ち着いたか?」 「んっ。」 「じゃあちょっと待ってろ。」 そう言って私から離れた松永。 「ほら。」 渡して来たのは、私が嫌いなココア。 うっ…。でもせっかく貰ったんだし…。 飲も。