「何で居る訳?」 職員室に日誌を置いて、待ってる松永の元へ。 ポケットに手を突っ込みながらいくと "フワッ" 首にマフラーらしき物を巻かれる。 「……………?!」 香水臭くはない。 朝と同じマフラーなのに…。 松永からも香水の匂いが全くと言っていいほど、しない。 「香水臭くないだろ?」 無表情で、でもどこかドヤってて。 でも有りがたいから、マフラーに顔を埋める。 「暖かい。」 「だろ?お前のカッコ寒すぎ。」