「よし、決めた ! ! 」


私の目の前にいる、割とイケメンの男の子が口を開く。



「お前を、俺の執事にする。」


「....... え ? 」


いきなりすぎて頭がついていかない。


今、この人何て言った ? ?





「俺の執事にならないか ? 」


はっきりと聞こえた声に、私の頭は金づちで殴られたような衝撃を受ける。


男の子が差し出す手を、思わず握りそうになり頭をブンブンと振った。