ケータイ小説 野いちご

ここにあるもの。

彼の足音



彼がすきだ
彼の足音がすきだ


その音だけは
どこか違っていて

わかる
彼のものだと


穏やかで優しい

そう、まるで
彼そのものみたいに


彼がすきだ
彼の足音がすきだ

私に近付くその音も

離れていったその音も



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