ケータイ小説 野いちご

嗚咽と共に毒を吐き出す

嗚咽と共に毒を吐き出す
3:あの子の愚痴



あの子は毎日

愚痴ばかりこぼしている

ヘラヘラ笑って聞きながら

心の中では思ってる


〝何がそんなに不満なの?〟


あなたは愛されてるじゃないか

惜しむことなく

愛を注がれて育った貴方に

どんな不満があると言うの


〝幸せね〟


そんな皮肉を心の中で呟いて

笑顔を作り直して

口から飛び出す言葉は


〝大変だね〟



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