ケータイ小説 野いちご

一刀一矢魂を込めます!

運命の分かれ目

見てしまった……。




ユウが麻里子さんと抱き合っている所を。




しかも滅多に笑わないユウが、華やかな笑顔だった。




あたしは帰り道をトボトボと歩く。




あーあ、高林のお陰で自分の気持ちに気づいたのになー……。




失恋、かー……。




今なら失恋した子の気持ちがよーくわかるよ……。




森を抜け、手で空をおよぐ。




今のあたしとは正反対な、雲一つない青空。




あたしが知っている恋とは大違いだった。

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