*** まやがのんびりと寝ている間、ユウ達は彼女の大切さを身に感じていた。 (ユウ、お前どーすんだよ) マロが不満だと嘆く。 「知らねー。あいつが悪ぃんだろ?」 未だに信じられない。 彼女が俺らのことを仲間ではないと言い、邪魔だと聞いてしまったこと。 邪魔なら仕方がないのかもしれない。 正直、彼女に全てを任せっきりにしていたから。