***





まやがのんびりと寝ている間、ユウ達は彼女の大切さを身に感じていた。






(ユウ、お前どーすんだよ)





マロが不満だと嘆く。





「知らねー。あいつが悪ぃんだろ?」





未だに信じられない。






彼女が俺らのことを仲間ではないと言い、邪魔だと聞いてしまったこと。






邪魔なら仕方がないのかもしれない。






正直、彼女に全てを任せっきりにしていたから。