三浦くんは、私のその一言に、

私の腕を引っ張って、

抱きしめてくれた。


ばか、頑張って、涙こらえたのに、

あなたの温もりに、涙が止まらなくなっちゃうじゃん。

「あい、たかっ、た。」

震える腕で、三浦くんの、背中に腕を回した。

会いたかったよ。

また、会えた、

「やっぱり、生まれ変わっても、三浦くんのこと、好きになっちゃった。

きっと、記憶が、なかったとしても、
私は、

三浦くんのこと、好きになってた。

朝、三浦くんを見たときから、
私、

三浦くんを好きになってたの、」

震える声で、必死に伝える、