優雨side

魔力検査が着々進んでいく中、僕は魔力を幾らにするか悩んでいる
Sクラスに入るのは確定だが、逆に6万までに抑え込むのが苦しい

魔力防御具何て物持ってないから、自分で抑え込まないといけないんだよね、まぁ家に帰ったら作る予定
それにこの学園、寮生活じゃなくても大丈夫なんだって、それに加えてSクラスは、寮生活じゃなくても無償で寮に住める様になってるらしい

てか話逸れちゃったよ
まぁ魔力検査機が何処まで耐えれるのかで、決めればいっか
というか早く僕の番に何ないのかよ。誰かが僕に話しかけそうなんだよ

何故分かるかって?
此方に近付いてくる5つの気配がするから
早く調査担当者呼んでくれ、と思っていたら僕を呼ぶ声が、聞こえた

「伊月優雨さん、お入り下さい」

っしゃ、僕を呼んだ教師ナイス!
閉じていた目を開け、ささっと教師が待っている教室に入った