ケータイ小説 野いちご

たすけて!田中くん

冒険の書 -壱-
オレンジゴブリンの本性



————昼休み、自動販売機で何を買うか迷っていると目の前にすっと何かを差し出された。


こ、これは…………

バナナオレだ!



「これは好きっ?」

「……なんのつもりですか」


オレンジゴブリンが現れた。

直ちに警戒態勢!

ふわふわのオレンジの髪の隙間から、色素の薄い瞳が私を捕らえる。


……イケメンってこういうことを言うのか。だたし、田中くんには負けるけど。



「昨日のお詫びっ」


お詫び?昨日の報復をしにきたんじゃなくて?






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