「良かったです。なんとか納得してもらえたようですね」




アマテラス様のにっこりとした笑みに、つられて私もにこーっと笑う。




「秋奈、お腹、空いていますか?」



「あー…いや、別に…そんなに、です」



「そうでしょうね。

天界では空腹をそんな強く感じません、まあ1週間飲み食いしなかったらそれはしますが。

基本飢え死にすることはありませんから」




…さらっと、にこーっとした笑顔でこういうこと言っちゃうんだな、アマテラス様は。



飢え死になんて怖い言葉出さないでください。




「それでも神でも普通は食事を取りますから…

今は4時頃…あと1、2時間で夕食でも食べましょう。


そしたら湯浴みをして、ゆっくりお休みください。

疲れたでしょう?」




そこは素直にうなずく。疲れましたとも。



いきなり変な場所に連れて来られたんだもん。そりゃあ疲れる。



それに…なんか、色々あったし。



「結構疲れていらっしゃるようですね。

ふふ、じゃあ夕食の準備が整うまで、気分転換にお話でもしましょうか」



「は…はい!」