女の子っていい匂いするし可愛いし綺麗だし言うこと聞いてくれるし素直だし。


俺は女の子が大好き。


たぶん女の子がこの世にいなかったら俺は生きてる気がしない。




「ねぇ修夜、このあと何処行く予定なの?」

「んー、はるはる何処行きたい?」

「何処でもいいの?」

「いいよ」




すると“はるはる”という女の子はラブホに行きたいと言ってきた。



はるはるという名はたぶんあだ名で本名は知らない。


別に知らなくてもいい。


だって女の子が自分でそういう名前だって言ってるんだから。




「修夜ってさぁエッチ上手いんでしょ?噂で聞いたよぉ」




しかも噂が好きなのか、初対面なのにはるはるは俺のことをよく知ってる。



エッチが上手いだとか
女の子大好きだとか
イケメンだとか
テストはいつも赤点だとか



良い噂もあれば悪い噂も聞いたことがある。



でも別に気にしない。



女の子が俺に寄ってきてくれればそれでいいと思ってる。



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