「翠音~!今日も生徒会活動?」

「優衣!そーなの、もぉ嫌になっちゃうw」

「えぇぇ、いいじゃん前田先輩と一緒なんでしょw羨ましいな」

優衣…優衣は知らないだけ前田先輩の本当の姿を…

「あ、彼氏きたから帰るね♪」

「うん バイバイ~」

優衣が帰った後、私は小さくため息を吐いた

「前原、ため息なんかついてどーした?」

「南先生」

南先生は、先生で一番カッコよくて女子から人気がある先生だ歳も22歳だし(若すぎ)

「これから、生徒会か?」

「はい、ちょっと憂鬱で」

「なんでだ?前田がいるだろ」

もしかして、先生までもが前田先輩の本当の姿知らないの!?

「そーなんですけど…」

「お、噂をすれば」

え、嘘でしょ

「前原さんこんなトコでなにしてるの?」

出た、王子様級スマイル

「ちょっと、先生と話してました」

「そーなんだ もうすぐ生徒会始まるよ」

行きたくいよ、生徒会室
まず、生徒会って言っても今日来れるの私と前田先輩だけじゃん!

「あ、俺も行くわ職員会議始まるし」

あ、先生~行かないで!

「先生行っちゃったね、'前原さん'」

そこ、強調しないでよ