「ハク?急に大湯に来いなんてどうしたの?」

そう言って千尋は首を傾げる。

なんて可愛いんだろう。

私だけのモノにしたい。

私は千尋の肩を掴み大湯に沈めた。

「コボッ…ハク!?なんで…ゲホッ……」












何分経っただろう。

湯船から上げると君は顔色が悪かった。

「大丈夫?千尋。私の部屋で休もうね。」

千尋をお姫様抱っこして部屋に向かう。

何故だろう。


















涙が、とまらない。