中学校生活3度目の春。
4度目の委員会議。
今年度役員の初めての顔合わせ。
私、寺坂まひろは今、とても上機嫌である。
「図書館のカギは~っと、、、」
冷たく光るカギを手に取り、職員室を後にする。
渡り廊下を超え、学校案内図の看板を通り超えた先にある、大きなドーム状の建物。
この建物こそが、私の通う南第一中学校の誇る、県内一の図書館である。
装飾の施された木製の扉を開けると、そこには、いつものにぎやかな利用者の人々の姿はなく、たったの15人の、新しい管理委員に抜擢された生徒の姿があった。
「みなさんこんにちは!私が、みなさんの指導役兼図書館管理委員会長の寺坂まひろです!よろしくおねがいします。」
拍手のあとに続き、委員たちの自己紹介が始まった。
そして、2年4組の自己紹介。
この時の私はのんきに、
(う~ん、チャラそうだなあ、、、)
だなんて考えていたけれど。
このあと、私は彼、小野寺蒼伊くんに恋をする。
4度目の委員会議。
今年度役員の初めての顔合わせ。
私、寺坂まひろは今、とても上機嫌である。
「図書館のカギは~っと、、、」
冷たく光るカギを手に取り、職員室を後にする。
渡り廊下を超え、学校案内図の看板を通り超えた先にある、大きなドーム状の建物。
この建物こそが、私の通う南第一中学校の誇る、県内一の図書館である。
装飾の施された木製の扉を開けると、そこには、いつものにぎやかな利用者の人々の姿はなく、たったの15人の、新しい管理委員に抜擢された生徒の姿があった。
「みなさんこんにちは!私が、みなさんの指導役兼図書館管理委員会長の寺坂まひろです!よろしくおねがいします。」
拍手のあとに続き、委員たちの自己紹介が始まった。
そして、2年4組の自己紹介。
この時の私はのんきに、
(う~ん、チャラそうだなあ、、、)
だなんて考えていたけれど。
このあと、私は彼、小野寺蒼伊くんに恋をする。