ケータイ小説 野いちご

月も星もない暗い夜




「おい!話が違うじゃないか!」




「お前と話した記憶はない」




「な、何言ってんだよ...俺がこの書類を持ってきたら宝の場所を教えてくれるんだろ!?」




「覚えてない」




「おい、焦らすなよ。早く宝の場所を..」




カチッ




男に銃口がむけられた




「お、おい......何の冗談だよ」




「お前にもう用はない」




「や、やめろ....殺すな」




男は助けてくれ、助けてくれと泣きながら叫ぶ




「黙れ」




「考え直し........」




バァーン




暗い夜に一発の銃声の音が鳴り響いた




「ちっ、汚れた」




男は見るも無惨な姿になっていた




男の血が辺り一帯に飛びっ散り、銃弾は体を貫通し壁に当たっていた




夜の黒に赤は似合わなかった

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