五人で話た日から
3日目の週明け月曜日、
私達は校長室に呼ばれた。

このタイミングで
呼ばれるということは
父親か母親が学校に密告したのだろう。

私達は一ヶ月の自宅謹慎となった。

先に帰らされたのは
ある意味好都合だった。

家に入り、制服から私服に着替え、
机の引き出しからレターセットを出した。

二人に手紙を書くために。

書き終わった手紙を両隣の
扉の隙間に挟んでおいた。

そして、カッターを持って
お風呂場へ向かった。