『おはようございまーす。これ見て下さーい』

『おはようございまーす!これ見てね。』

新聞を配っているのね。

ま、私ももらうか。みんなが興味を持っているから、王妃として知っておきたいしね。


しかし!

ー王妃の山口神菜は姫の川崎李理愛をいじめていた!?ー

何で?証拠は全部燃やした。

まさか!記憶喪失になった李理愛が思い出した!?

急いですいのところに行かなきゃ!




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『すい!この新聞は…』

『神菜。ホントなの?』

『う、嘘よ!』

『神菜が言うなら信じるよ。発行元は絶対、神菜を敵視してる川崎李理愛だよね?』

『う、うん!』

ごめんね、すい。

すいとずっといたくて、こんな嘘をつきました。許して!ホントのことを知ったら私は王妃の座から引きずり降ろされて仕舞いには、イジメられちゃう。