希美はLINEのメッセージを見て震えていた。




〈 どうして私に目なし女から殺人予告が来るの?

私は目なし女に恨まれたり憎まれたりする理由がない。

それなのに、どうして…… 〉




希美はそんなことを考えたあとに、愛子の殺人動画を思い出して、動揺していた。




〈 もしかしたら、私も愛子みたいに殺されるの?

イヤよ!

そんなのは、絶対にイヤ! 〉




希美は自分がどうしていいのかもわからずに、声を上げて、頭を抱えた。




そしてそのとき、希美のスマホにLINEのメッセージが届いたことを知らせる通知音が鳴った。