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「ん…はぁ……はぁ」




目を覚ましても自分のいる場所は変わらない





大量の汗で気持ち悪い





……何日経っただろう



両手首を縛られベッドでずっと転がされているだけの私に、日付感覚はなかった








カチャリ



「今日は起きてるのか」




部屋に足を踏み入れる金髪男




手には注射器



嫌な予感しかしない





「……やめて…

ち…かづかないで…」






震える声をようやく絞り出す