ケータイ小説 野いちご

Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

第二巻【恋蝶】
竜之助

「由羅!今日も菊葉の城下町だってよ!」


由羅が川で顔を洗っていると、颯がやってきた。


「これで、3回連続だよな?陽蔵様は、そんなにあの町が気に入ったのかなー?」

「まだ知らぬ町だ。情報収集のためだろう。菊葉城と豊川家の動向も探らねばならないからな」


菊葉の城下町とは、この間由羅たちが移動商店を開いた町。

初めて行った町で、その町や菊葉城に関する情報が少なかった。

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