「あー、SHR間に合わなかったわね」




あの後、6限が終わってすぐに教室に戻った私とエミリちゃん。



もうSHRは終わってしまったみたいで、何人かの生徒はすでに帰っていた。




私、今日5限から全部サボっちゃった…明日先生に謝ろう…うぅ。




「階段…疲れたよぉ〜…」




「ほんとひ弱ね〜、こんなほっそいからよ!ちゃんとご飯食べてるの!」




1階から3階まで階段を登って、乱れる息を整える私にエミリちゃんが言う。




はぁ…ほんとに疲れた…