「萌。行こっか?」 「は、はいっ…!」 次の日のお昼休み。 今日も先輩が迎えに来てくれて、一緒に屋上へ向かう。 今日…作って来てしまった…蓮先輩の分のお弁当…。 どうしよう、なんて言って渡そう…! 屋上につきベンチに着くと、私は台詞を必死に考えた。