「じゃあな、昼休み迎えに来る」 「はいっ…!ありがとうございます!」 蓮先輩は、私の頭をポンポンと撫でて教室を去っていった。 …昨日、蓮先輩は私を家まで送ってくれた。 申し訳ないと断ったのだけど、心配だから送らせてくれって…うぅ、優しい。 そして、朝も迎えに来てくれて、教室まで送り届けてくれて…… 「こんなに優しくしてもらって…いいのかなぁ…」 「朝から随分見せつけてくれるじゃなーい?」