ダダダダダダダーーーッ!

わたし、宮城苺々華16歳。ただいま廊下を全力で走っております!


大好きな彼の背中を追って


「…っはぁ、水野くん!!」


「………。」


シカトですか…。予想はしてたけど、やっぱりショックというか…、なんというか。


そして水野くんは何事もなかったかのようにスタスタ歩いてゆく。