陽「あーー暇だーーー暇だよーーー。」



理「陽希うるっさい!」




ソファーに項垂れて、馬鹿の一つ覚えみたいに「暇だー。」を連呼している陽希を一喝する。




うるさいったらありゃしない。




陽「だってせっかくのゴールデンウイークだぜ?5連休だぜ??何もしないでいるなんてもったいねぇじゃんかよ!!」




そう言いいながら、私の肩をグラグラ揺らす陽希。




め、目が回る…。




理「わ、分かったから!!揺らすな!!」



陽「あ、悪い悪い……にしても暇だーー!!」



肩から手を離した陽希は今度は机に項垂れる。



はぁー…。