ケータイ小説 野いちご

Airis

◇ Ⅱ
大地side






「これ、ちょっと悪すぎじゃない?」



今俺は家のダイニングテーブルに座って、一枚の紙と優苗とのふたつに向き合っている。


トントン、と指先でその紙を叩くと
優苗の肩がビクッとした。



………別に怖がらせたいわけじゃないんだけど。



「俺、ご飯はちゃんと食べろっていつも言ってるよな」



「うん…」



「それなのにこの体重、前と比べて5キロも減ってんだけど」



「………」



黙り込むってことは、自覚はあるらしい。







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