今日は浅井との同盟をするため二日前に俺が住む安土城を主発し、浅井の小谷城に向かっている。

「信長様もう直ぐで小谷城に着きます。」

こいつは側近の一人南雲 遥斗【なぐも はると】だ。

「ああ。」

もう直ぐで着く

暫く馬に揺られながら景色を見ていると木が多い中に城が見えてきたあれが小谷城か。

城の門に着き一人の男がこちに来た。

「信長様お待ちしておりました。私は浅井長政様の側近の柏木皐月です。長旅で疲れたでしょう。部屋へご案内します。」

「いや、いい。先に長政に合わせろ。」

「えっ!はい。案内します。そちらの方達は?」

「休ませてやってくれ。」

「はい。分かりました。そこにいる君この方達を部屋へ案内してくれ。」

皐月と言う男は城の警備していた男を呼び俺の側近達を部屋へと案内させた。

「では、長政様の所へ案内します。」

その男に着いて城の中に入ると長政が立っていた。

「お待ちしておりました。義兄さん。」

「ああ。長政まさかの出迎えか」

「嫌でしたか?」

「いや。別にいい。」

「長政様案内は私が「皐月お前はお市を呼びに行きなさい。」っ分かりました。」

「では、義兄さん案内します。」

「ああ。」

皐月と言う男に代わり長政が案内をした。

「ここです。そこのお前」

長政は一人の女官を呼び止めた。

「はい。何の御用でしょう長政様。」

「お茶を持ってきてくれ。」

「畏まりました。直ぐに御用意致します。」

そう言って去って行った。