「いやぁ、華よ。私は正直前後になれるなんて夢にも思ってなかったよ。それに新井君もいるなんて♡゚」





ただいまくじ引きが終了した自由時間。先生が資料を取りに行っているらしい。







「ちょ、瑠羽!となりに聞こえてたらどうすんのさ」





私は新井君に聞こえない程度な小さい声で喋る。









「大丈夫だよー。新井君も凌佑と喋ってるし♪」






「ならいいけどさぁ。」







ちなみに凌佑というのは瑠羽の隣の席の人である。







凌佑は瑠羽の幼馴染らしく、家族ぐるみで仲がいいらしい。






「新井君もいて華もいて凌佑もいて、この班完璧!」




↑瑠羽談。