混乱する気持ち。

「.....でここが職員室ね」
数十分学校を案内して職員室の前にやってきた短いようでながかった歩いた時間
「ありがと色々教えてくれて委員長」
と優しい声で言って教室に戻って行った。何もなかったのになぜかドキドキする気持ちはなぜだろうか?
困惑しながらもゆっくりと教室に戻って行った。
「あんたさ~なんなわけ?さっきのは?」
とさっきいた女子たちが私の周りをかこんできた。
「結構やばいかも........」
と思いつつどうにもできないのが事実だ。ギャーギャー何か言っているが頭には入ってこない
ただ、今をどう奪還するかを考えていた。
それが彼女らの気に障ったのだろう無視されたと勘違いされた少女らは私を連れお決まりの校舎裏に連れてこられた
「よく本とかでは見たけど本当に連れてこられるとはね.....」
実際連れてこられると怖いもをだ職員室からは死角になってるし普段余程のことがないと使わないから人もいない。
「何無視してるわけ?調子のんじゃないよ?ブスのくせに」
と怒りがむき出しの彼女らが囲んでくる。
「すいませんが私何もしていませんが?なぜこんなことをするんですか?」
怖くても相手に弱気になっては終わりだやっとの思いで出した勇気も簡単に砕かれた。この言葉に怒りが頂点に達した彼女らは手をだそうとしてきたのだ、
「流石にこれはやばいかも....我れながらに哀れだよ(笑)」
笑いながらも怖くて今にも泣きそうだ
しかし、相手が手を振り上げたその時
「お前らなにしてんの?まさかリンチ?それはないわ~」
そう助けてくれたのは六斗だった。
「なんで六斗君が?......いやリンチじゃないよ友里のやつが具合悪そうだったから影のあるとこに連れてきただけだよ」
不意をつかれた彼女らは驚きを隠せないままこの場を去っていった。
「大丈夫か?なんかごめんな俺のせいで....」
と謝ってくるのを見てやっと終わったんだと心を撫で下ろす。
「いいよ別気にしてないからそれより何でこんなとこいるの?普通ここ来ないでしょ」
と疑問に思いつつ初めて頼れる人だと信じれた。
「いや~教室に戻ったら連れて行かれたって聞いたからさしかも窓からここに連れられていくのが見えたからさ」
「なるほどね、助かったよありがとね六斗君」
六斗は何故か照れくさそうにしていた?
「どうしたの?顔真っ赤だよ?熱でもあるの?」
「ちげーよ!初めてお前に名前呼ばれたからなんか照れくさくてさ.....」
それに気ずいた友里は赤面した
「バカじゃないの!?だからいらつくのよあなたは(笑)」
「少なくとも初めてじゃないよ(小声)」
「え?」
「なんでもない!(笑)」
と少し心が落ち着いたのか笑顔がでできた。
「大丈夫?歩ける?」
と声をかけてくる六斗を笑うかのように言ようとしたが
「大丈夫よ!バカにしない...」
言葉はそこまでだった最後まで言おうとしたら力が抜け膝から地面に落ちてしまったからだ
「おい!?大丈夫か?やっぱりなんかされたのか?」
「本当に何もされてないよ?でも本当は怖くて怖くて」
そう言った瞬間目から涙がこぼれてくる
それを優しくぬぐってくれた六斗は次の瞬間
ギュッ....,.,,
「え?泣」
六斗が力強く抱き締めてくるたのだった。
優しくて力強くくてなにより暖かった。