ケータイ小説 野いちご

私にモテ期がやってきた

GWは波乱のはじまり
 ①同級生vs後輩

学校生活に慣れたころ、最初の連休・GWがやってくる。
今年のGWは、前半に土日を挟んでの3連休、後半が同じく4連休となっている。

その前半は、バスケ部で2日間に渡る大会が入っている。
1年生が入部してからの始めての大きな大会で、誰がユニホームをもらえるか、誰がスタメンに入るか、みんながワクワクしていた。

そして、大会前日の金曜日の練習後。
部員たちが待っているユニホームが、顧問から渡された。

「4番、森野」
「はい!」
「5番、山形」
「はい!」
「6番、速水」
「はい!」
「7番、黒田」
「はい!」

順調に、3年生のスタメンからユニホームを渡されて行く。

「8番、杉田」
「はい!」

最後のスタメンナンバーは、2年生の杉田に渡った。

「9番、…」

その後も、3年生・2年生の部員が呼ばれ、ユニホームが渡されていく。

そして、最後。
「18番、高橋」
「………」
「高橋、いないのか?
1年、高橋和哉」

フルネームで呼ばれ、
「えっ? は、はい!」
慌てて返事をしてユニホームを受け取る高橋くんに、みんなが笑う。

「今回は、以上の15人がベンチメンバーだ。
で、明日の会場は○○高校、学校に7時集合!
各自、遅れないように!
解散!」

顧問の言葉で、
「「「お疲れ様でした」」」
と挨拶して解散となる。



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