翌日

朝再び早く起きて、

髪をいつもより念入りに整え、

何回も鏡でおかしなところがないか

確認してやっと家を出る。

するといつも通り、

ちょうどはる君が出てきたので

ドキッと鼓動が高鳴ったのを感じてから

少し俯きがちで、

はる君に声をかける。

「お……お、おはようっ…!」

う…

な、なんか声が震えてしまった…

「…ああ。
…髪型変えたのか」

そう言って私の髪を

まじまじと見るはる君に

ドキッと反応しつつ答える。

「う、うんっ、
今日も早く起きたから…」

「へえ…じゃあ行くか」

「うんっ」

そう答えて早速学校に向かう。