ケータイ小説 野いちご

生徒会の白雪姫

第一章
これが生徒会・・・

次の日も私は丈二さんの車で学校に登校する。


「行ってきます。帰りは友人と約束があるからまた連絡する」


「かしこまりました」


 車から降り下駄箱に向かう。


 すると下駄箱の近くにある掲示板の周りに人だかりができていた。


「何あれ・・・」


 上靴に履き替え近寄ってみる。


 人が多すぎて見えない。


「雪ちゃんおはよ」


「おはよう、鳴海」


 人だかりの前で立ち止まっていると後ろから鳴海に声をかけられた。


「すごい人だね・・・」


「掲示板に何か貼ってあるんだろうけど、全然見えなくて」


「・・・・・雪ちゃん、教室行こっか♪」


「えっ?」


 鳴海は教室に向かって歩き出す。


「掲示板見ないの?」


 私は鳴海の隣に行き尋ねる。


「見なくても内容は分かってるから大丈夫だよ」


「何か知ってるの?」


「まあね♪」


 そう返事をしたもののそれ以上話しそうになかったので私は聞くのをやめた。


「そう言えば今日の放課後は何するの?」


 昨日予定を空けておいてと言われ、一応空けておいたけど・・・。


「それは放課後になってからのお楽しみ♪」


 鳴海はウインクをしながら言った。


 可愛い子がやるとさまになるなぁ。


 鳴海のウインクに少しときめきながら教室に向かった。

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