それからの私は、shin-yaのことばかりを考えていた。

あの夜のことを…。
彼の声を…。
彼のダンスを…。

だけど、やっぱり恥ずかしくて、夜の駅に顔を出すものの、私は、彼らから見えないところへ隠れ、ダンスを、いや、shin-yaのことを見つめ続けていた。

この胸の苦しさはナニ??
どうしちゃったの? ワタシ??
でも、誰かに相談するなんて…できない。

相手にしてくれる…わけないよね、
こんな地味な私のことなんか…。