ケータイ小説 野いちご

名前を呼んで

正体





あれから数日


美亜のアザや傷も随分目立たなくなっていた




「明真ぁ」

「…………お前なぁ」

「この企画なんだけど」

「社長に対する態度かよ」




特に何もなく仕事と学校の両立




「資金上げて」




そしてこの社長の俺に対して舐めた態度を取るこいつは部下の上川桐(かみかわ きり)


年は25で俺より年上



「それより、この間のサンプルは?」

「あー出来たよ」

「すぐ見せに来いよ」

「ごめんごめん」




こんな調子だが仕事は出来る




それに俺はclearの社長であるが、そのことを知っている人間は社内では桐だけ




まさか社長が高校生だと知れば反感を買う恐れがあるから



桐は社長が年下のガキだと知っても仕事の出来は変わらずだ










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