ここは...何処だ?...
何も思い出せない...

「気がついたようだね?」

誰だ...君は一体...?

「その様子だと何も覚えていないようだね?」

君の...名前...は...?
だめだ...舌が回っていない...

「ひょっとして僕の名前も忘れたかな?
近いうちに知る事になるから今は良い...
それより君に大事な話が有るんだ...」

話?一体...

「君は幸運と言うべきか、
 不幸と言うべきか...神に「させられる」
 男なんだ...」

何を言っているんだ...お前は...

「...どうやら現実で目を覚ましてしまうようだ...最後に約束してほしい...」

「この会話を.......わす....いで............」

ダメだ...意識がとうざかっていく....


   彼、神崎当麻が神になる日まで
        後、7日...